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『JAのヘルパーステーション事業』
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(2008/03/18掲載) |

JA広島厚生連ではJAの高齢者福祉事業の支援・協力に力を入れている。内容はホームヘルパーの養成や介護職員のフォローアップ研修、認知症対応研修、健康教室などの講師派遣など多岐に及ぶ。2006年度のJA健康活動では9JA43会場で講演会や健康相談、介護研修が開かれた。
その活動の中核を担うのが県内4病院それぞれにある地域医療連携室だ。地域の開業医や医師会との連携をはじめ、訪問看護、要介護認定を受けた人へのケアプランを作成する居宅介護支援、在宅で介護が必要な高齢者・家族の相談を受け付ける在宅介護支援など、地域医療・福祉の最前線にある。
厚生連4病院のうちのひとつ、吉田総合病院(安芸高田市吉田町)の地域医療連携室は99年4月に発足した。現在のスタッフは10人。看護師5人、保健師1人、社会福祉士2人、介護福祉士1人、事務職員1人で構成する。
同室では01年からホームヘルパー養成のため研修(2級課程)を受け持ち、毎年20〜25人が同病院や老人保健施設で講習・実習を受けている。さらに、ヘルパーのレベルアップを目的に、広島北部、三次、庄原の3JA合同の研修会を開催。今年度は食中毒の予防や床ずれのケア、救急対応など5回の研修を開くなど、JAとの連携強化を図る。
同室の下田妙子室長はこの背景に、国の医療費抑制策を挙げる。医療型療養病床の診療報酬の引き下げや、2111年度末には介護型療養病床の廃止の方針が国によって予定されている中で、地域全体が要介護者を見守る必要が高まっている。JAのヘルパーステーション事業を支援することはその意味でも大切」と指摘する。
同病院の訪問看護事業のスタッフは常勤3人で運営するが、要介護者の入浴や衣服の着脱など生活支援の部分はJAヘルパーも同行し介助を行う。「訪問看護に訪れると、近隣住民の方が見学に訪れるなど、地域の期待が大きいことを実感する。これからは病院が地域にもっと出向く必要があると思います」と下田室長は話す。
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